こんにちは。マイストーリー・カウンセラーのヨシミャです。
このブログでは、心の悩みや人間関係を「人生の物語」という視点から見つめ直し、
自分らしく生きるヒントをお伝えしています。
もし、あなたの物語を一緒に見つめ直したいと感じたら、
お気軽にご相談ください。
こんにちは。マイストーリー・カウンセラーのヨシミャです。
このブログでは、心の悩みや人間関係を「人生の物語」という視点から見つめ直し、
自分らしく生きるヒントをお伝えしています。
もし、あなたの物語を一緒に見つめ直したいと感じたら、
お気軽にご相談ください。
カウンセリングをしていると、
「この人は、なぜこんなふうに考えるんだろう」
「どうして、こんな行動をするんだろう」
と考えることがあります。
もちろん、相手を理解しようとすることは大切です。
でも私は、そこで「きっとこういうことなんだ」と決めつけてしまわないことも、とても大切だと思っています。
人の言葉や行動には、こちらからは見えていない背景がたくさんあります。
例えば、ある人がいつも不安そうにしていたとして、
「この人は心配性なんだ」
と考えることもできます。
でも、本当にそうでしょうか。
もしかしたら、これまでに何度も予想外のことが起きてきたのかもしれない。
あるいは、誰かに「ちゃんと考えなさい」と言われ続けてきたのかもしれない。
あるいは、本人にもまだ言葉にできていない何かがあるのかもしれません。
こちらから見えているのは、その人の人生のほんの一部分です。
それなのに、その一部分だけを見て、
「この人はこういう人だ」
「こう考えているに違いない」
「こうなった原因はこれだ」
と決めてしまう。
僕は、そこには少し怖さがあると思っています。
カウンセリングでは、クライアントの話を聞きながら、
「もしかすると、こういう経験があったのかもしれませんね」
と考えることがあります。
でも、それはあくまで仮説です。
「そうかもしれない」
というところに置いておく。
そして、
「実際はどうなんでしょう?」
と本人に尋ねてみる。
その人のことを一番よく知っているのは、僕ではなく、その人自身だからです。
だから僕は、
「分かった」と思ったときほど、一度立ち止まる
ことを大切にしています。
人の悩みを見ていると、
「これが原因だ」
と、ひとつの答えを見つけたくなることがあります。
過去の経験かもしれない。
環境かもしれない。
人間関係かもしれない。
身体の状態かもしれない。
あるいは、そのいくつものことが重なっているのかもしれません。
それなのに、ひとつの原因を見つけて、
「だから、この人はこうなんだ」
と説明してしまうと、その人の人生をこちらの作った物語に当てはめてしまうことがあります。
私は、それをできるだけ避けたいと思っています。
ナラティブセラピーには、人と問題を分けて考えるという大切な考え方があります。
「あなたは不安な人です」
ではなく、
「不安が強くなることがあるんですね」
と考える。
「あなたは人に頼れない人です」
ではなく、
「人に頼ることが難しくなるような経験があったのかもしれませんね」
と考える。
この違いは、ほんの少しの言葉の違いに見えるかもしれません。
でも、僕にはとても大きな違いに感じられます。
人をひとつの言葉で説明してしまわない。
その人の中には、まだ語られていない部分があると考える。
「この人はこういう人」と決めつけるのではなく、「この人には、まだ僕の知らない物語がある」と思っておく。
そのくらいの余白を持って、人の話を聴いていたいと思っています。
もし、お話ししてみたいと感じられたら、お気軽にご相談ください。
オンライン・対面どちらにも対応しています。